2歳児 すくわくプログラム ~活動報告~ 

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東京すくわくプログラム~活動報告~☆

昨年度に引き続き、『光と影』をテーマに年間通して活動を行っています。

昨年度は光や影、陽などについて子どもたちが気付けるきっかけを保育士がさりげなく作りながら一緒に遊んでいましたが、今年度は子どもたちの自発的な気付きなどを大切に春から見守っています。大人から気付かされる発見よりも、自分たちでそれぞれ発見した瞬間の方が心で感じる物は大きく様々だということを改めて感じる機会がこれまで多々ありました。感じたことから「何でだろう」や「他のやり方や他の場所でも試してみたい」「違いは何だ?」などという疑問や好奇心などに繋がり、感じて、考えながら遊ぶ、一人ひとりの感受性や豊かな発想力、思考力などに驚きと成長を感じたのしく活動しています。

先日の色水を使った遊びの様子を一部紹介します。

↑写真ではわかりにくいのですが、透明の水でも不思議な影ができます。「キラキラしている、揺れている。」また、陽の当たり具合によっては光が線上になり「なんか線が出てきた!なんで!?」と驚きと疑問の声が。そこから場所をかえたり、ペットボトルを回したりすると、角度によって光の映し出され方が異なることに、子どもたちなりに気がついていました。

↑こちらは、色水を重ね合わせた時の、光の影の重なりによる色の変化に気がついたところです。「黄色とピンクを置くと、ここだけオレンジになった!」という気付きから、他の組み合わせではどうなるのかを自分で考え試していました。「黄色と黄色だと、黄色のままだった!」というのも、大人は安易に予測できることで、今となっては試してみることも少ないかもしれませんが、子どもにとってはまだこれから知ること。「どうなるんだろう?」と感じて試してみることが、遊びを通した大きな学びとなっています。

↑「どれどれ?」と興味津々に結果を見に来た友だち。しかし正面に立ったため、体の影で光の影が消えてしまいました。それも、「あっ!ここに立つと消えちゃう、見えないのね。」という大切な気付きとなりました。

「黄色と青で、緑色。」 ペットボトルを置く角度を変えると、影全体がオレンジになるのと、影半分がオレンジになるという発見!これは大人は想定しなかった発見でした。子どもたちの「わくわく」が様々な発見や学びとなり、保育士の私たちもつい大声で喜んでしまう(感激)程、子ども主体の探求遊びは面白いです。

↑なかなか大人はこの目線から観察することはないですね。子どもたちの目線になって真似をしてみると、見え方も異なり面白いです。

ウッドデッキに色水を並べていた時、「水筒だとどうなるんだろう⁉」と一人の友だちが言いました。(水筒だと黒い影が並ぶだけかな?)と保育士は心の中で思ったのですが……

「色がうつった、ここだけキラキラしている」と半透明に見えることに気がつきました。また、水筒の作りからポコポコしている形にも発見。水筒をくるくると回してみると、ストラップを付ける箇所の突起物が見えたり見えなくなったり。「なんか水筒のお耳みたい!」と笑っていました。

また、ステンレスの水筒にも色水の影がうつると「ぼこぼこしている」「しましまに見える」と、凹凸のある壁に映る影とは違ったうつりかたがすることに気がつきました。

↑こいのぼりポールにたまたま抱き着くと、服の色が反射してポールに色がつくことにも気がついていました。(写真だとわかりにくいですが、実際にはもっとくっきり、綺麗に見えます)

↑たまたま洗って干していた粘土板にくっきり影がうつることを発見。色水をつかった綺麗な色の影だけではなく、物や手、葉を使った影の探求も。こうやって、大人が発信しなくても自然と影遊びが展開していくのですね。

↑落ち葉で遊んでいる時にわんぱくらんどの滑り台に座ると、「ここ温かい!こっちは冷たい!」と陽によって暖かくなることにも体感して気がつきました。「日向と日陰」に繋がりますね。

虫が食べた落ち葉の穴。それもおもしろい影となります。なかにはこの影から「ハート」や「三角」を見つけて言葉にしたり、「めいろみたい、道路みたい、お家の窓みたい、顔見たい」といろいろな見え方がする友だちもいます。

「これがこうで、こうですよ。」と言葉や手本で知らされたり、結果を知ったりするよりも実際に見て触れて試行錯誤をしたりしながら感じ取っていくことが、より豊かな学びとなっていくことを、この活動(遊び)を通して私たち保育者も実感しております。

今後も子どもたちのすくすく・わくわくを保育士も一緒に楽しみながら、保護者の方々にも写真やエピソードとともにお知らせしていきます。お子さん達にも是非話を聞いてみて一緒にお楽しみくださいね。